痒みの原因を突き止めて対策していこう!
顔の皮膚は薄いけど、身体の他の部分の皮膚と比べても外部からの刺激に弱い場所
ちょっと思いつくだけでも・・・
- 化粧品の使い過ぎによる刺激
- 顔に手が触れたり痒い時に叩く
- 顔ダニによる刺激
- ほこりや紫外線の刺激
この4つが特に顔に刺激を与えて、肌荒れや痒みの原因になるといわれています。
僕自身もアトピーなんですが、顔に症状が出てしまった時には、それはもう痒くて痒くて・・・
まぁ僕はアトピーでしたが、ほとんどの場合は上の4つが主な原因となっているでしょう。
顔に症状が出てしまうと、あまり他人に見られたくないという心理が働いて、とても気分が落ち込みます。
でも逆に考えれば、顔の症状だけでも何とかなれば、気持ちが前向きなるので、せめて顔だけでも改善できる方法があればいいという事です。
という事で今回は、顔のかゆみが起きる原因とその対策を書いていきますから、よろしければ参考にして下さいね。
化粧品を使いすぎる
TVなどでお馴染みの、ざわちんさん。(最近はあまり見ないかな?)彼女の肌は化粧のし過ぎで結構荒れています。この人の肌を見れば、化粧というものは、いかに肌への負担になっているのかが、よく分かると思います。肌への負担即ち、それは肌へのダメージです。
もしダメージが溜まって、かゆみになり始めたらそれは肌荒れの始まりです。早急に使用している化粧品を見直しましょう。
顔に手が触れたり、痒いと叩いてしまう
顔に何らかの症状が出ると、気にしてしまって顔を触りがちになります。でも顔を触るのは肌にもよくありません。それ自体が肌への刺激になる上に手の雑菌(黄色ブドウ球菌あたり)が顔に付いてしまう可能性があります。
癖で触ってしまう人もいますが、意識的に直す必要がありますね。あと痒い時になぜか顔を叩く人もいますね。
でもこれ、絶対にやめておきましょう。
肌を刺激するどころか毛細血管を気付付けてしまうという危険性もあります。傷つくことでそれが炎症となり痒みどころか、洒落にならない痛みになって返ってくるなんて事も・・・
もし目の周りを叩いてしまったりしたら、それが原因で網膜剥離になってしまう危険性も出てきます。
そこまでして痒みを抑えたいのなら、もう掻いちゃった方がいいような気がしますけどね。
これらは意識すればすぐに実践できます。顔のかゆみを抑えたいのであれば、顔にはなるべく触らないで生活しましょう。
殆どの人の顔にいる?顔ダニ
顔には様々な常在菌が住み着いています。ニキビの原因となるアクネ菌やマラセチア菌などとその数は多いです。そしてそれらの常在菌に混ざって住み着いているのが顔ダニです。
顔ダニは毛穴の奥深くに住んでいて、夜になると肌の表面に出てきて動き出します。顔が痒くなる原因の一つに、この顔ダニの死骸や糞に肌がアレルギー反応を示しているというのがあります。
顔のダニなんて聞くとなんだか汚い感じがしますが、しかし完全に駆除するのはあまりよくないのです。
もし顔ダニが完全に消滅してしまうと、肌の皮脂の分泌を上手く調節できなくなるといった問題が生じるからです。
同じく皮膚に常在している表皮ブドウ球菌やアクネ菌と共に顔ダニは人と共存していく存在なのです。ケアは適度に行いましょう。
顔を洗うのをサボったり、生活が不規則だと、顔ダニが多量に繁殖してかゆみが生じます。あまり神経質になることもないですが、毎日の洗顔や保湿をしっかりする事での対処法で顔ダニが増えすぎないようにしましょう。
紫外線とホコリ
次にあげるのは環境の問題です。埃というものは普段から普通に生きていれば皮膚に付いてしまいます。紫外線だって外に出れば自然に浴びてしまうのです。
最近はUVケアの商品も出回って、紫外線をケアする人も増えましたけど、それでも日常的に紫外線を気にしまくる人は少ないと思います。
実際のところ僕自身もあまり気にはしていませんからね。でも必要最低限の処理はしてますけど。
例を挙げれば、部屋を定期的に掃除したり、紫外線対策として、外に出るときは長袖にしたり帽子をかぶったりしています。
何もしなかったらそれらの刺激を直接受けてしまいますから、肌に痒みが出てきたも何ら不思議ではないという事です。
一人暮らしの男性の方であると、面倒で掃除をあまりしないという人もいると思います。UVケアなんて女性だけがやるものと考えていませんか?
残念ながらそれはNOです。男だって最低限のケアは必要ですよ。むしろ何もせずにいて、症状が出てしまっては遅いです。
対策してる方でもその対策の仕方に問題のある人もいます。いくら紫外線対策とはいえ、日焼け止めを必要以上にたっぷりと肌に塗りたくるのはどうなのかなと。
ずっと前に日焼け止め関連のニュース記事を読んだのですが、日焼け止めに含まれる成分には肌に相当ダメージを与えるものがあるようです。紫外線の刺激を防げても、防いでくれるものがダメージを与えているというならそれは本末転倒なお話ですね。
日焼け止めクリームなどに含まれている紫外線吸収剤や合成ポリマーなどあまり肌によろしくない成分が多量に含まれているかもしれないですから。
でも日焼け止めを塗らないと不安になるという方は、ミネラルファンでなどあまり肌に負担を掛けないものを使うといいですね。
痒みの原因そのものを治せばOK
ここまで顔が痒い時の主な原因と対策方法を解説してきました。
顔に痒みが生じる原因を理解できたでしょうか?いつもの何気ない日常生活の中でのダメージが溜まっていってそれがかゆみとなって現れるわけです。
今回は痒みに対する解決法を紹介してきましたが、その場の対処だけではなく、もっと根本的なところから解決しないと、痒みを解消することは出来ませんね。
ではどうすればいいのかというと、根本的に痒みを無くすには皮膚そのものを丈夫にしていくことですね。
肌を丈夫にするにはいろんな方法がありますから試してみると良いでしょう。